ホルモンとの関係
換羽やその他、文鳥の決まった行動は、各種ホルモンの減少や増加によって行われています。
生殖腺刺激ホルモンの黄体形成ホルモンが大量に分泌されると繁殖行動をとるようになるようです。その後繁殖期が過ぎ、黄体形成ホルモンが減少していくと、今度は甲状腺ホルモンのチロキシンの量が増加していき換羽が始まっていくようです。
その他のホルモン
雄性ホルモン/テストステロン
雌性ホルモン/エストラジオール
など...
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気をつけたいこと
ホルモンの量は、日照時間の長短によって左右されています。換羽が滞り無く行われるようにするためには、毎日ほぼ同じ時間に起床就寝をさせて、文鳥自身に太陽の出ている時間を計算させることが必要です。このとき部屋の電気も太陽とみなします。いつも夜遅くまで電気がついていると、換羽をしにくい身体になってしまいます。
換羽中はこのようにホルモンの影響を大きく受けるので、文鳥自身の気持ちが落ち着かず、人間で言うと鬱のようになったり、イライラしたりと、とても精神不安定な状態になります。換羽が終わればかならず落ち着きますので、やさしく見守ってあげてください。嫌がっている文鳥を無理にカゴから出したり遊んだりしないでくださいね。
水浴びも病気でない限り文鳥自身の意志に任せるとよいと思います。だるくてしたくないときは浴びません。換羽中は身体が思うようにならなくて、文鳥自身がいちばん困っていることを理解してあげましょう。
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ヒナ換羽
年に一度の周期的な換羽とは別に、一生に一度のヒナ毛(ヒナ羽)から成鳥羽への換羽があります。だいたい生後2〜3ヶ月頃から柔らかいヒナの羽毛が抜け始め、ぼろぼろでみじめな姿になってしまいます。生後5ヶ月頃までには新しい羽毛が生えそろい、成鳥羽への換羽が終わります。
ヒナの羽毛はヒナの生活に適した働きをしています。成鳥に比べてとても羽毛が少なく柔らかいのは、暖められるとき親の体温を伝わりやすくするためや、飛行の練習において、スペードがあまり出せないので遠くまで行ってしまわないためだと思われます。
ヒナ換羽中はガーゼの肌着一枚で生活しているような感じです。この時期はヒナの時期に続いてデリケートで、一生を左右する大切な時期です。また、体調を崩しやすく病気にかかりやすい時期でもあります。身体もまだ発育途中にありますのでヒナ換羽が終わるまでは、時には保温などして気をつけてあげてください。
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保温
体温調節のできにくい時期です。膨らんで寒そうにしていれば、夜は厚手の布をかけて寝かせる、日中も窓を開け放さない、などの工夫をしてあげましょう。冬季の換羽前のヒナには暖房器具による保温が必要です。
成鳥の換羽時の保温は控えたいところですが、とてもつらそうでしたら他の病状の看護と同じように、暖房器具による保温も考えてみる必要があります。
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ヒナ換羽の様子
(ひなどやのようす)

1999-10-21
生後45日くらいの
一人餌になった直後のヒナ


1999-12-04
生後3ヶ月くらいの幼鳥
ヒナ換羽まっただなかです

1999-01-02
生後4ヶ月くらいの幼鳥
そろそろ換羽終了です

1999-02-02
生後5ヶ月くらいの若鳥
すっかり一人前になりました
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