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FAQ 病気について



食べてはいけない有毒植物
文鳥のいる部屋に、趣味で集めた観葉植物(ポトスなど)の鉢植えをたくさん置いてあります。時々文鳥がとまっているのですが、食べても問題ないのでしょうか。
※注意 
参考資料は人間用ですが、おそらく文鳥もそうであろうという観点でここに掲載することにしました。これらの植物の危険性は、文鳥に限ったことではなく、犬や猫、カメなどにも通じるようです。生き物やちいさなお子さんがいらっしゃる場合は、取り扱いに注意するようにしてください。

 よく見かける「ポトス」ですが、この仲間であるサトイモ科の植物は「シュウ酸カルシウムの針状結晶」を多く含みます。調理でサトイモの皮を剥くと、手がとてもかゆくなるあの物質です。植物全体に存在し、いちばん多量に含むのが葉、それから葉軸、そして茎の順番のようです。
 特に粘膜は危険で、目に入ると失明したり、食べることによって胃腸炎、重度の下痢、体温低下などの中毒症状を起こします。量が多いと血性嘔吐や呼吸困難などの重大な神経症状が現れ、致死することもあるようです。

サトイモ科の仲間
ディフェンバキア
モンステラ
ポトス
アンスリューム
クワズイモ
ウラシマソウ
カラ−
カラジュ−ム
サトイモ
ザゼンソウ
マムシグサ
↓ディフェンバキア
その他の有毒植物も、
今後載せていくことにします。
↑アンスリューム
↑ポトス


片脚になった文鳥のお世話
脚をケガをして病院に行ったのですが、治療でどうしても切断をしなければならないことになり、片脚になってしまいました。バランスが取りにくくとまり木につかまるのもままならず、1日の多くを鳥カゴの床に座って暮らしています。この先どのようなことに気をつけると良いでしょうか。
【脚が1本で困ること&対処法】=========================================
とまり木にとまりにくい
 突然、片脚になってしまったのでしかたがありません。とまることができていても、すべりやすくなっていると思うので、落ちても危なくないように、鳥カゴのとまり木は低い位置に取り付けます。上下2本あった場合は下段だけにします。また、通常の下段の位置よりも下げることが可能であれば、工夫して床に近い位置にすると良いと思います。ただし尾羽根の先が床に触れないような高さにしましょう。

 片脚でも慣れれば平気そうな場合は、それまで通りのセッティングにしておきます。

 まったく止まれない場合は、床生活をすることになります。金網に直接触れるのは寒いので、敷き紙は金網の上に敷きます。エサ入れ、水入れも床の上で生活できるように、背の低い物、文鳥が片側に体重をかけてもひっくり返らない重い物、中に入っても自力で簡単に出られる高さの物など、使いやすい物を用意しましょう。
 このような床生活で困ることは「フン」でお腹や脚が汚れてしまうことです。床の敷き紙は毎日忘れずに取り替えてあげましょう。新聞紙で
新聞紙製・保護マットを作りましょう。
 これは自分がペローシス(腱はずれ)の文鳥のお世話をしたとき、試行錯誤の上に見つけた方法ですが、新聞紙をジャバラ(蛇腹)折りにして作ります。文鳥自身は山折りの部分をつかめることで安心し、フンは谷折りの部分に滑り落ちていくので、文鳥自身の体が汚れることがとても少なくなります。また、移動中に脚がすべらないことと、クッション性があるので、お腹で着地しても衝撃が吸収されるという利点があります。
移動しにくい
 
とまり木につかまることができるなら、全部は取らないで下段だけにして使わせた方が、だんぜん健康に良いでしょう。文鳥も床にいるよりは、時々でもとまり木につかまっている方が気分が良いでしょう。エサ入れや水入れが離れている場合は、首を伸ばせば使用できる範囲まで、とまり木を近づけましょう。
 床生活中心の場合は、前記の
新聞紙製・保護マットを活用してください。「居場所」としても平らな床より落ち着いていられるようです。


水浴びがしにくい
 水浴びをするためには、通常は入れ物の縁につかまって飛び込むという動作が必要です。とまり木に止まることができる文鳥なら、この動作も簡単でしょう。つかまりにくい文鳥には、縁が内側に丸くなっている小判型の昔ながらの陶磁器の水浴び器が良いでしょう。うちでも代々、脚が弱ってきてしまった文鳥たちは、この陶器の入れ物で水浴びをしています。
※陶磁器はぬめりが出にくいので足が弱くなくても気に入っていて数羽に使っています。
 このほか、生菓子の入っていた陶器の入れ物や、和食器など、探してみると文鳥が水を浴びることができる入れ物はたくさんあります。

 水浴び時いちばん大変なのは、体を乾かすことです。片脚だと乾かすのにも時間が非常にかかります。成鳥なら文鳥自身もわかっているので、だるいな、寒いなと思うときは水浴びをしません。文鳥自身がしたくない時に、連れ出して無理に洗ったりは決してしないでください。どうしても水浴びしなくて、どうしても汚れが気になるときは、お天気の良い、日光がまぶしい日を待って(明るいと文鳥のやる気も出ます)、部屋の温度を十分保ってから羽毛の汚れだけ撫でるようにして取ってください。決して体表まで水がしみ渡るような大胆な洗い方はしないでください。あとは温かいきれいな鳥カゴの中で、太陽光を浴びせながら(寒い時期は窓ガラス越し)乾かせるよう配慮してください。
 ドライヤーなども緊急時には良いですが、文鳥自身が羽繕いをしないでも乾いてしまうので、羽毛がきれいに整わなくなります。特に内側の綿毛が整っていないと、体温を維持できにくくなります。自分で羽繕いをさせることが大切です。
『新聞紙製・保護マット』
2枚合わせた新聞紙を高さ2センチくらいの山折り谷折りを繰り返します。鳥カゴの幅にあわせて新聞紙の大きさやタテヨコを工夫してください。文鳥が乗ったときに、平らに延びてしまわないために、これを伸ばしたもともとの面積が、鳥カゴの底の面積の2倍くらいあれば良いでしょう。床に小判型の水入れを置いたりする場合は、床の一部がコレでもいいと思います。
繁殖ができない
 もし交尾が可能であっても、産卵、育雛に必要な体力はありません。ペアで寄り添って暮らしていくことができれば良いですが、交尾をしようとしたり、産卵の傾向がある場合は別居させたほうが良いでしょう。
 離しても精神的に影響がないような関係なら、すぐに離して2羽それぞれにベストな環境を用意してあげましょう。
体が汚れやすい
 動きにくいのでどうしても水浴びの回数が減ってしまいがちですが、それよりも脚を使った羽繕いができなくなることが大きな原因となります。鳥カゴの壁に寄りかかって、残った片脚で頭をかいたりできますが、やはり脚で体を支えているのとでは、大きな違いがあります。目や口の周りが汚れたままになってしまうことがあるので、気が付いたらぬるま湯に浸したティッシュやガーゼで拭いてあげてください。爪や脚など、体も同じです。
 また床上生活は呼吸で体内に菌類が入りやすくなるので鳥カゴの中は清潔にします。またその鳥カゴを置く位置も、部屋の床から1メートル以上の高さにしてください。
運動量が減る
 脚が1本なくなったことで、跳びはねる回数は減り、着地に不安なために飛ぶ回数も減ってしまいます。このような当たり前の日常の運動でも、文鳥自身が「できない」と思うと、だんだん動かなくなり、できるのにやらないと言うようなよくない習慣ができてしまいます。しかし不自由な体で鳥カゴの中でトレーニングを強制するのもかわいそうな話です。
 カゴから出して楽しい気持ちで遊んであげましょう。どこかにはまり込んでしまった場合は自分で出る力がありませんので、決して目は離さないでください。
 それから飛んだあと着地を失敗しても怖がらないように、布団などを広げてあげると良いでしょう。飼い主が慌てたりひどく心配すると、文鳥の気持ちも委縮します。危険な物などは先に排除して、文鳥が出た後はのんびり見守ります。
爪が伸びやすい
 とまり木にとまって生活ができている文鳥だと、あまり長くは伸びないと思います。しかしとまり木を握らない文鳥は、爪が削れていく機会に恵まれないために、どんどん、どんどん伸びてしまいます。ただ伸びるのではなく、ねじれたり湾曲したりくるんと丸くなったりと、その形状はさまざまです。どこかに引っ掛けたり、折ったりしてはたいへんなので、注意して爪切りをするようにしましょう。
寒さや暑さには…
 見た目の雰囲気から、温度変化に弱いような気がしていましたが、片脚でも普通の文鳥と変わりありません。老化や病気が関係していないときは、普通の温度で生活させても平気です。
<あたしの失敗と改善>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
プラケースのマイナス面
 昔飼っていた白文鳥のオスの話です。脚が片方ないから、大事にしなければ、と保温のことなどを考えて、最初はプラケース(カブトムシや亀などを飼育する)で世話をしていました。ケースの底も新聞紙を厚く敷いただけで工夫はしていませんでした。文鳥は歩きにくかったようで、座っていることが多かったです。そして残っていた脚も運動不足で弱ってしまいました。

 とまり木は使えるのなら使った方が断然いいです。後に病気が原因で片脚しか使えなくなったシナモン文鳥のメスがいましたが、それまで使っていた鳥カゴそのままで最後まで生活できました。とまり木も上下2本のままでした。華奢な文鳥でしたが、残った片方の脚が太く丈夫になりました。
床生活に便利な竹カゴ
 このプラケースは、ヒナを数週間入れて飼うには便利でしたが、成鳥を飼うには無理がありました。空気の流通が少なかったため、頭部が皮膚糸状菌症(皮膚真菌症)にかかってしまいました。その後、大きい竹カゴに代えました。金カゴだと何かにおどろいて飛び上がったときなど、うっかり接合部に爪をはさんだりしたとき、片脚しかないとそのままぶらさがることになるので危険です。竹カゴは今まで爪などをはさんだ文鳥はいなかったので、安全だろうと考えたのです。その後、思った通り竹カゴで事故に遭うこともなく暮らすことができました。
 また寄りかかったり顔をこすりつけたりするのにも、金カゴと違って気持ちよさそうに見えました。冬も金カゴより体温が奪われないですんだと思います。また余分な湿気も吸ってくれると思います。 
床生活の文鳥には、金カゴよりも竹カゴの方をおすすめします。お値段ははりますが、竹カゴは金カゴよりも長持ちします。似たような状況にある文鳥さんには、試してみてください。
片脚文鳥さんの お話 掲示板「Bird in the sky !!!」に、片脚の文鳥さんのお話しが出た時、文鳥さんとつき合いの長い、まさよさんが書いてくださったお話です。励まされることや、参考になることがたくさんあります。片脚文鳥さんと暮らすことになった飼い主さんには、ぜひ読んでいただきたいと思います。
『片脚の文鳥』
今からもう30年くらいも前に実家(北海道)で飼っていた子が片脚でした。幼かった私が、多分ひとり餌になってほどないくらいの手乗り文鳥と遊んでいて、片脚を折ってしまいました。昔のことですし、田舎でもありましたし、病院へ連れていくというようなこともなく。。。母がマッチ棒で添え木をし、看病しましたが、折れた脚はつくことがありませんでした。

 人間でいえば膝下が少し残ったくらいの感じで、折れた方の脚がつっかえ棒のような感じになっていました。残った方の脚が発達し、ずいぶんとがっちりした感じになりましたよ。
雪国でしたのでストーブの上にロープを渡し、洗濯物などを乾かせるようにしてありましたが、そのロープにタオルをかけておけばその上でもくつろいでいることができていました。

 カゴは普通のカゴを使っていましたけれど、とまり木は流木のようなでこぼこのある太いものを使っていました。以前に十姉妹を飼っていて、その時に使っていたとまり木だったように記憶しています。どこで入手したのでしょうね。昔のことですので、そういうとまり木が売られていたのかもしれません。(余談ですけれど、カナリア飼いのお仲間が山にとまり木用の木を採取に行くと話していましたので、鳥にとって安全な木がわかっていれば自然木を利用するのもいいかもしれませんね。本当ならそういったでこぼこのある、太さの一定していないとまり木の方がどんな鳥にも自然でいいのだろうな、と思っています。)

 寝る時は片足ではかわいそうだと、壷巣を入れていました。オスだったので産卵云々の心配もなかったですけれど、当時、母がそこまでわかっていたとは思えません。^^;
 寝る時は巣の中でぺったんこになって寝ていました。今ほどに暖房設備のととのった家ではありませんでしたので(それに冬でも就寝時は暖房なしでした)、寒さ対策としてもよかったのかも。ワクモが発生してしまうので、母は毎日壷巣を掃除していましたねー。

 水浴び容器の淵にとまることはできなかったので、水浴びは台所で、手の上でやっていました。冬はストーブの上のロープにとまって羽づくろい。寒いとストーブの横に下りてひっついていました。暑くなったら自分で移動すればいいのに移動しないで口あけてました。なので口を開けだすと人間が手に乗せて涼しいところへ移動させる。(笑)

 人の言葉を聞き分け、手の中大好き〜〜〜な子でした。朝、母が起きると放鳥し、夕食前にカゴに戻すという生活でした。一日12時間くらい放鳥していたことになりますね。夕方に机に向かっている時にはいつも左手を占領されていました。そうそう、一人ではカゴに戻れないので、放鳥時はいつも餌と水が外にセットされていました。
 我が家に来て約12年、大往生だったと思います。(^^)
※原文のママ掲載させていただきました。まさよさん、許可をしていただいてありがとうございました。


てんかん様発作
突然息が荒くなり苦しみ始めて座り込んだかと思うと、方向考えずに勢いよくまっすぐ飛んだりしてカーテンにぶつかって落ちたりすることがあります。文鳥にこのような症状が出ることがあるのは聞いていますが、どうしていいかわかりません。原因と予防、それから対処法などが分かりましたら教えてください。
 病気の項に入れても即効的な対処法や特効薬はないのでどうかと思ったんですが、文鳥が通常とは異なる苦しそうな動作を示すことによって、病気だと心配する方が多いようなので、目立つようにここに書くことにします。


<おもな症状>--------------------

よたよたしながら「キュウキュウ」と甲高い声をあげ始めたかと思うと、脚が立たなくなり床にぺたんと座り込んでしまいます。その場で口を開けたまま息苦しそうにしながら目を閉じています。翼が半開きになったままで座ることもあります。

口を開けてあえいでいるようすは見られるものの、とまり木の上でなんとか堪え忍ぶこともあります。

呼吸が速くなり少しかがんだ姿勢で体勢を保とうとしますが、限界が来ることを恐れてか、まるでその症状から逃げるかのように、いきなり猛スピードで前に飛び出します。しかし方向を見定めることができない状態にあるため、とりあえず床に下りようとするようで、床付近の障害物にぶつかるようにしながら下りて、その場でしゃがみ込んでしまいます。

どのような経過をたどっても座って動けなくなるようになってから、5分以内には元に戻ります。それ以上動けなくなっている場合は、ここで書いている発作とは別のものになります。

<原因>-----------------------
 遺伝によって左右されると言いますが、発作が遺伝するわけではなく、発作の起こりやすい体質が遺伝するのだと思います。同じ親から生まれた文鳥でも10歳過ぎるまでの間に、一度も発作が起きなかった文鳥、よく発作が起きていた文鳥、老鳥になってから起きるようになった文鳥…といろいろです。生まれてからの生活のしかたによって、発作の体質を持つ文鳥でも、一度も起こさないで寿命を迎えることも可能だということになります。

 発作は運動不足で代謝が弱くなると多くなる傾向にあります。これは老鳥であることや、病鳥であること、カゴからあまり出られない文鳥などのどれにも当てはまります。
 
 そのような文鳥が「急に心拍数が上がる」ことによって発作を起こしていると考えられます。普通の手乗り文鳥の心拍数が急に上がる原因は大きく分けて2つあります。
不安突然の運動です。
 知らないところに連れて行かれたり、鳥カゴをいつもの場所でないところにおいたりするだけで不安になってしまい発作が起き始めます。また、数週間ぶりに鳥カゴから出られた文鳥が気持ちは嬉しくて意気揚々であっても、突然の運動で(カゴから飛び出しただけですが)発作を起こすことがあります。
<予防法>----------------------
少しの時間でも、毎日飛ぶようにする
 少なくとも毎日飛べていれば、カゴから出た
 途端に発作を起こすことはなくなります。

病気があれば治す
 病気によって循環器系や神経に支障が出るこ
 ともあるので病院で診ていただきましょう。

昼夜の区別をつけて早寝早起きさせる
 ホルモンバランスを崩すことで運動機能が
 正常に働かなくなることがあります。
 不規則な生活は病気と同じに体にダメージを
 与えます。

ヒナの頃から恐怖を経験させない
 ビクビク、おどおどしない文鳥は、老鳥に
 なっても発作が起きにくいようです。

<発作中の対処法>------------------
飼い主が静かに手に包んでなでる
 症状が出始めたとき、良くなれている文鳥は飼い主の手に包まれて安心すると、そこから進行しないで終わることがあります。

鳥カゴに戻す
 あまり慣れていない文鳥は鳥カゴに戻しましょう。自分の場所だと安心できます。またむやみに飛んだときの事故防止になります。

<やってはいけない対処法/発作中>-----
飼い主が大声を出したり慌てる
 ますます文鳥が緊張するのでしないこと。

水を飲ませる
 自分の意志で動けない状態なので、水も飲み
 込めません。気管に入るので窒息します。


 てんかん様発作は、目を閉じてじっとしていても、気を失っているわけではありません。また反応がないように見えても鳥自身が動けないだけで、周囲のようすは感じ取っています。発作が起きてしまったら、その文鳥自身がいちばん気持ちよくなれる方法をとってあげましょう。


<やってはいけない対処法/日常>-----
鳥カゴにずっと隔離する
 カゴからだすと発作が起きると言って、閉じこめたままではますます発作の起きやすい体質になります。少しだけでも良いのでカゴから出してカゴの外の刺激に慣らせたり、運動したりすることが必要です。
故「サマエル」♂(8歳時)体は丈夫な方でしたが、この年齢から発作が出ていました。



赤ちゃんができると文鳥を飼えない?
「鳥は赤ちゃんの健康に良くない」という話をききました。なにか病気があるらしいのですが、どういったものがあってどんな影響があるのですか?
 まず、羽毛など鳥から出るもが赤ちゃんのぜんぞくの原因になったり、アレルギーを起こしたりすることが考えられると思います。けれども文鳥は小型で換羽期も決まっているため、日常ごく普通の掃除が行われていれば、物理的に健康を害するようなことはありません。羽毛に対するアレルギーは個人別に調べないとわかりませんが、赤ちゃんをもつおかあさんたちが、ほこりやダニに気を使うのと同じ程度で良いのでは...と思います。
※「いいえ、こんな大変なことになるのよ」という情報をお持ちの方はぜひ教えてくださいね。

 このほかペットや家畜など動物から人間に感染する(その逆も)病気があります。
だれでも一度は聞いたことがあると思われるものに「狂犬病」や「フィラリア」などがあります。また一般常識として「生の豚肉は食べない」という習慣はみなさんお持ちだと思います。これは豚に感染している菌による食中毒から身を守るためです。それからこどもが遊ぶ公園では、フンをしないように猫が砂場に入れないようにしている場所があります。フンの中にある回虫の卵を食べないようにして「回虫症」にかからないようにするためです。
 動物から感染する病気はこのような身近なものから「エボラ出血熱」などの致死率の高いものまでいろいろな感染症があり、これらの病気を総称して
人畜共通感染症といいます。WHOによれば世界に122種類、日本には約50種類あるそうです。
クラミジア肺炎 Chlamydia pneumoniae
病原体 / クラミジア・シッタシ
Chlamydia psittaci
感染経路
感染している鳥の唾液やフンの中に入っている病原体を、口から摂取したり呼吸により吸引したりする。


感染予防
鳥をクラミジア肺炎にさせない。感染していると思われる鳥の乾燥したフンを飛散させない。

発病の症状
熱、悪寒、全身倦怠、咳、食欲不振など風邪とおなじような症状です。レントゲン撮影で肺炎の陰影がみられるそうです。


治療
薬剤投与で治るようです。
#鳥の場合も同じです。
感染可能な生き物
別名オウム病と呼ばれていますが、
オウム、インコ類だけでなく各種鳥類、哺乳類など200種以上の温血動物に感染しているようです。

補足
3種あるクラミジアの中のひとつで、性病のクラミジアとは異なります。
* * *
トキソプラズマ症 Toxoplasmosis
病原体 / トキソプラズマ原虫
Toxoplasma godii
感染経路
感染している動物の唾液やフンの中に入っている病原体を、口から摂取したり、感染している動物の肉を、しっかり火を通さないで食べた場合など

感染予防
鳥を健康に保つ。外出後は手を洗い、生肉の調理時にも注意する。健康かどうか不明な野良犬や野良猫に安易に触らない。

発病の症状
「後天性トキソプラズマ症」
日本では4人に1人の割合でトキソプラズマを持っているそうで、まれにリンパ節炎や網脈絡膜炎などの症状があらわれることもあるようですが、健康な人が発症することはありません。
「先天性トキソプラズマ症」
網脈絡膜炎、水頭症、脳内石灰化、精神運動障害、未熟児など
感染可能な生き物
終宿主は
ネコ科の動物で、猫の病気として有名ですが、中間宿主としてすべての哺乳動物、鳥類、は虫類などに感染しているそうです。

補足
先天性トキソプラズマ症はお腹の赤ちゃんに大きく影響しますが、妊娠初期に、初めてトキソプラズマに感染した妊婦の赤ちゃんにしか影響がないそうです。

 ちなみにクラミジア肺炎は子供にはかかりにくく、患者は大人であることが多いようです。

 トキソプラズマ症は前記の通り後天性のものは健康に害がないようです。また母親が数年まえからネコを飼っているなどして、すでに抗体を持っている場合は全くの無害です。妊娠検査で「陽性」と出れば安心です。
 またネコも一生のうちで初めて感染してからたった10日間程度しか、感染源である原虫を排泄しないようです。ネコにも感染した経歴があって抗体を持っていれば、妊娠したからといってペットであるネコを手放す必要はありません。

 散歩のように外で他の生き物と接触する機会がなく肉食でもない文鳥が、突然なにかに感染する率は非常に少ないと思います。以上のことから文鳥がいても、健康な赤ちゃんに特別な影響は無いと考えてもいいのでは...? と、思います。
 「鳥は良くない」のではなくて、「病気に感染している生き物(人間含む)」が良くないと言ったほうが適切でしょう。病気でない生き物からはなにも伝染しません。鳥もおなじです。
 ドバトなどのフン公害の問題には必ずいくつかの病名があげられますが、健康管理も検診もされずに、不衛生な場所にすんでいる生き物が病気を持っていても当然です。このあたりから「鳥はよくない」と思い込んでいる方がいらっしゃるのだと思います。決して鳥自体が正体不明の病気を持っているわけではありません。
 もし飼っている文鳥が、健康そうなんだけれど感染しているかどうかわからずに気になる場合は、鳥を診ることができる獣医さんに検診してもらうと良いでしょう。

 赤ちゃんへの配慮は、人混みの中に連れて出歩かないとか、庭や公園などの土に触ったら良く手を洗うのと同じくらいで、人、文鳥ともに、衛生面で基本的なことに気をつける程度でよいと思います。


文鳥がかかる病気などについて
文鳥のヒナを飼っています。前に飼っていた文鳥は5歳で突然死んでしまいました。この新しい文鳥がまた突然...と思うと心配です。文鳥にはどんな病気があるのでしょうか。病気だとわかったらどうすればいいのでしょうか。
●腫瘍
 肉腫
 骨腫
 腺腫

●眼科疾患
 結膜炎
 瞬膜炎
 白内障

●呼吸器系疾患
 鼻炎
 副鼻腔炎
 気道炎

●消化器系疾患

 そのう炎
 食滞
 細菌性腸炎
 直腸脱

●栄養障害
 栄養性脚弱症
 腱はずれ(ペローシス)
 脂肪過多症

●原虫感染症
 トリコモナス症
 コクシジウム症
 ジアルジア症

●真菌感染症
 消化管内真菌症
(カンジタ症)
 皮膚真菌症

●人畜共通感染症
 オウム病
(クラミジア・シッタシ)

●肝臓、胆嚢疾患
 肝臓障害(肝臓肥大)
 胆嚢腫

●生殖器疾患
 卵詰まり
 卵材料停滞
 卵管脱
 卵管炎

●神経症
 甲状腺機能低下症
 てんかん様発作
 毛引き症
 自咬症

●外部寄生虫症
 ワクモ
 疥癬症

●その他の疾病
 外傷、打撲、骨折など
 熱傷
 腹水
 はばき
 弱視
 左に並べたのは「アニファブックス わが家の動物・完全マニュアル文鳥の病気に関してのページの病名リストのようなものです。この本では症状や、原因、予防法、予想される病院での治療法などを、獣医師さんが解説してくださっています。
 このように、かかる病気はたくさんですが、見た目の症状は似たり寄ったりで、素人には判断しかねます。
 もちろんあたし自身もご相談を受けても何の病気かわからないですし、病名がわかっても治療方法などはわからないですので、病気の心配があるときは獣医師さんに診ていただきたいと思います。

 病気だとわかった時より、ちょっとようすが変だな?と思ったときに診ていただくようにしましょう。そうしないと小さな文鳥は体力がもたずに、手遅れになってしまうことがあります。

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