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  老鳥になると…       生活のようすから気づくこと 2004-04-23






今まで飼ってきた文鳥の「7歳」の頃を考えると、
2〜3歳の頃とは、ずいぶん違った色生活パターンになっていたように思います。
どの文鳥にも共通して言えることを上げてみようと思います。

行動が変わった
・鳥カゴから出ても遠くへは行かない。
・となりの部屋にも行かなくなった。
・行かないと言うより行けなくなったと言った方が正しそう。
・むやみなケンカをしなくなった。
・そういうシーンに直面すると、そっと避けるようになった。
・毎日数回していた水浴びも1日1回くらいになってしまった。
・運動能力が鈍ってしまい飛べなくなってきた。
・昼寝が増えた。
・歌のフレーズが短くなった(オスの場合)。
・温度差に過敏&弱くなった。
・食餌の時間が長く(ゆっくりに)なった。
・青菜をとても食べたがるようになった。

外見が変わった
・羽毛があまり光を反射しなくなり、薄汚れて見えるようになった(白文鳥の場合)。
・脚の皮膚がガサガサになってきた。
・爪が細くなり、そして伸びやすく、曲がりやすくなってきた。
・アイリングの色の彩度が落ちてきて、ぼんやりした目つきに見えるようになった。
・クチバシの表面、堅い部分が荒れるようになった。
・前屈みになって寝るようになった。
・首の周囲の羽毛が薄くなってきた。
・全身の羽毛がパサパサしてきた。

性格が変わった
・半手乗りや荒鳥だったのに、人が少し平気になった。
・生活の時間や習慣に正確になり、飼い主に対しても正確さを求めるようになった。
・欲しい物があるときは、ねだるようになった。
老化していくようすは、文鳥も人間もそんなに違いは無いように思います。

人間のおじいさんやおばあさんが、健康に気を付けて、無理をせず、

周囲の協力を得て長生きできるのと同じように、

文鳥も歳をとったなと飼い主が感じるような時期が来ても、

ちょっとしたケアでその先1年、2年と生きられます。



ピキピキと元気なまま、急に老化して死んでしまうということはありません。

小さな文鳥でもちゃんと「老い」があり、それは観察すれば誰にでも見えるものです。

上記のようなようすがいくつか見られ始めたら、

老化しはじめたことを理解してあげてください。

そして、これまで以上に、飼い主としての世話を怠らないようにしましょう。

飼い主次第で文鳥は老いている時間も嬉しく楽しく過ごすことができるのです。



体と同じに
性格が変わるように見えるのは、自信が無くなってきて、

人間を頼りたい気持ちが大きくなるからのようです。

もともとのベタ馴れ手乗りは、そんなに変わったようには見えませんが、

人間が顔を寄せると怖くて逃げていたような文鳥が、

老鳥になってから甘えた目つきで、いろいろねだるようになってきます。



家の老鳥でこれまででいちばん多かったおねだりは

「青菜を食べさせろ!」です。

荒鳥が何も手に持っていない飼い主に対して、

鳥カゴの戸口まで走り寄ってきて、

そわそわしながら甘えた目でジーッと見つめるのです。

あたし自身が気づいていない頃、

自分のことを好きになってくれたのかと、一緒にあそびたいのかと

勘違いしてドキドキしたりしました。

鳥カゴの戸を開けると怖がって、ササッと奥に逃げ込む様子を見て、

シャイだなぁ、なんて思ったり...。



その次に多いおねだりは
「早く寝かせろ」です。

夜の就寝時刻くらいになると、眠くなってくるようで、

いつものお昼寝の場所で、うとうと寝ていることがあります。

もう少しそっとしておこうかな、なんて思ったりしますが、

実際はうたた寝をしながらも不満がつのっているようです。

定時より30分くらい過ぎてから、

暗幕(カーテン)をかけて寝かせようとすると、

大きな声で「チッ!チッ!チッ!」と叫びます。

「やったー!」の歓喜の声か

「早よ寝かさんかいっ、ボケ!」の非難の声かはわかりませんが、

文鳥は叫びながらとまり木をピョコピョコと移動して、

夜の寝る場所に移動します。嬉しそうです。



文鳥自身、老化を自覚していて、青菜や良質の睡眠など、

体に必要な物を貪欲に欲しがっているような気がします。

飼い主におねだりしなくても、

十分与えられているような文鳥が、長生きしているのかも知れません。


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